カズキ抹殺指令-バルタン襲来-

9/9
前へ
/78ページ
次へ
ジェイス「ネルザム。俺は負ける訳にはいかない。仲間が、友が、守るべきものがあるからな!」 ネルザム「だからどうした‼」 と怪光線を連射。 ジェイス「学校の中は戦いづらいな💧」 ジェイスは外へ飛ぶ。 ネルザム「逃がすか‼」 一方カズキは角を曲がれば教室、と言うところまで来た。 カズキ「1、2、3て数えきれねぇ💧」 バルタン軍団は教室の前に確実に50体はいる。 カズキ「どうすっかな・・・」 と、ふと横を見ると棒がある。 カズキ「何もないよりかは、ましか。」 バルタン星人相手に棒。素晴らしい。カズキは思い切って、教室に向かって走った。 (この時カズキは気付いていなかった、自分から砂が出ていることを。そして、バレないように、こっそりモモタロスが憑依したことを。これはこの物語が終わり新しいストーリーで明らかになります。) カズキ「俺に出来ることを・・・どりゃぁ‼」 バルタンに奇襲。 一体目に飛びげりし、その反動で何体かが壁にぶつかり少し数が減る。元々バルタンは数体しかいないようだ。バルタンが分身を使っていることをカズキは気付いていて、確実に数を減らしていった。 カズキが教室の外で戦っている様子を、クラスの生徒達は中から見ていた。 生徒男A「いつもの動きと違う💥」 生徒女B「頑張れ!」 バルタンの一体が教室に入ろうとしたため、カズキは必死になって止める。 しかし棒はもうすでに折れ役目を果たしてはいない。 カズキ「俺が皆を守る‼」 カズキがそれを言った瞬間・・・ 永田町 ヒカリ「俺とメビウスと似た・・・」 メビウス「光?」 学校内 ジェイス「カズキ?」 気を取り戻した吉谷。 吉谷「カズキ君?」 カズキ「何💥?」 カズキの体から光が溢れ出る。 その光景を見てバルタンもクラスの生徒達も唖然としていた。 カズキ「この感じ、メビウス?ヒカリ?」 カズキの左腕には光の結晶で出来た、メビウスブレスの様なものが・・・ カズキ「よくわかんないけどいける‼はぁ~!!」 と叫んだと同時に、ブレスに手をかざす。 カズキ「皆見てるけど・・・やるしかない。メビウ~ス!!」 カズキは自らの光でメビウスの化身になったのだ。 クラスの生徒達「あいつが💥」 確かに言いたくなるだろう。 カズキ「ウルトラマンになっちゃった💦」 バルタン星人「悪いが消えてもらう!」 カズキ「死ぬわけにはいかないんだよ‼」 カズキ一人の戦いが今ここに!
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加