第1章【剣帝と銀河連邦】

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アテナ《ワープアウト・・・・現在、惑星αの衛星軌道上です。》 戦闘艦ハイペリウスの機械知性体【アテナ】の声がブリッジに響いた。 シン「しばらくこの宙域で報告にあった場所をスキャンしてください。」 θ「了解・・・・スキャン・・・・開始します。」 シンの指示に従いスキャンを開始するθ。 それを見ていたシンに声がかけられた。 レオ「本当に反応があったのかねぇ?・・・・こんな自然しかない惑星にさ。」 シン「どうかなぁ?報告だと、熱源反応があったらしいけどね。」 ノエル「信憑性が低いのは事実ですが、私達の部隊の性質上は調査しないわけにもいきません。」 ケヴィン「まぁ、なんにしてもスキャンが終わらないと始まらん。」 シン「そうですね、今は結果を待ちましょう。」 シンがそう言ってしばらくしてから、スキャンが終わったようでθが口を開いた。 θ「シン、スキャンが終了しました。」 シン「結果はどうでした?」 θ「スキャンの結果、大陸南西部にある森林の中に反応がありました。どうやら、何かしらの施設があるようですね。」 シン「そうですか・・・・・ならば調査しなければなりませんね。メンバーは僕とレオ、それにメイリンの3名で行こう。θとケヴィンとノエルはハイペリウスで待機。」 シンは指示をすると、準備をするためにブリッジを出ていった。
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