182人が本棚に入れています
本棚に追加
アテナ《ワープアウト・・・・現在、惑星αの衛星軌道上です。》
戦闘艦ハイペリウスの機械知性体【アテナ】の声がブリッジに響いた。
シン「しばらくこの宙域で報告にあった場所をスキャンしてください。」
θ「了解・・・・スキャン・・・・開始します。」
シンの指示に従いスキャンを開始するθ。
それを見ていたシンに声がかけられた。
レオ「本当に反応があったのかねぇ?・・・・こんな自然しかない惑星にさ。」
シン「どうかなぁ?報告だと、熱源反応があったらしいけどね。」
ノエル「信憑性が低いのは事実ですが、私達の部隊の性質上は調査しないわけにもいきません。」
ケヴィン「まぁ、なんにしてもスキャンが終わらないと始まらん。」
シン「そうですね、今は結果を待ちましょう。」
シンがそう言ってしばらくしてから、スキャンが終わったようでθが口を開いた。
θ「シン、スキャンが終了しました。」
シン「結果はどうでした?」
θ「スキャンの結果、大陸南西部にある森林の中に反応がありました。どうやら、何かしらの施設があるようですね。」
シン「そうですか・・・・・ならば調査しなければなりませんね。メンバーは僕とレオ、それにメイリンの3名で行こう。θとケヴィンとノエルはハイペリウスで待機。」
シンは指示をすると、準備をするためにブリッジを出ていった。
最初のコメントを投稿しよう!