第1章【剣帝と銀河連邦】

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ノル《はい!私です!ノルでごさいます!今、カプセルを開けます。》 カプセルが開くと、イクスは少しフラつきながら立ち上がり、カプセルから出てきた。 イクス『・・・ノル、俺はどのくらい眠り続けていたんだ?それに、王国はヨキはどうなった?』 ノル《全てお話しいたします。その前に、何か着た方がいいですね。》 ノルがそう言うと、シンが顔を背けながら自分の軍服の上着をイクスに差し出した。 シン「とりあえず、これを着てください。」 イクス『ありがとう。着させてもらうよ。』 銀河連邦の軍服は黒を基調とした物で、黒いズボンにコンバットブーツ、白い長袖のワイシャツに膝下まであるコートのような軍服なのだ。 シン「は、はい!」 少し微笑んでお礼を言って軍服を着たイクスにシンは顔を真っ赤にして敬礼してしまった。 イクス『面白い奴だな君は。・・・・ところで、君達は誰だ?』 ノル《それも含めて説明いたします。》 イクス『ん?そうか。じゃあ、始めてくれ。』 促すイクスにノルは「はい」と返事をして説明を始めた。 ――――― ―――― ――― ―― ―
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