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深い深い暗闇の中、私はホテルの一部屋の映像が映されているディスプレイを見つめて、自分ですら分からないくらいに微笑んだ。
微笑んだのは理由がある。
私にとって――このRE:findという存在にとって、この時間ほど楽しいものはないからだ。
映像として映されている、そのディスプレイの中の人たちは今日もこうやって私を幸せにしてくれる。
四人のオンナと二人のオトコ。救いようのない、私と同じニンゲン。
そう、そう、そう。
あの六人は私の、私の、私の、同類。
そう考えた瞬間に、私の体が震えた。
あぁ……なんてイイ。
言葉では表現しきれない喜び、充実感に心が溺れている。
心拍数が上がり、呼吸も激しくなったが、すぐに落ち着けた。
まるで、一線を越えてしまった人間のようだと思い、冷めたからだ。
そうして、再び冷静を取り戻したところで、キーボードに手を置く。
今日も愉快に『会話』を始めよう。
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