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「嫌じゃないよ！御堂君たちといると楽しいし！」
「本当に？ムリしてない？」
「大丈夫。それに私は仲の良い女の子いないし…。」
そう言えば、櫻井が転校してきてかれこれ１ヶ月経つけど俺たち以外の人とは係わろうしない。
何でだろう？
「櫻井、何で女友達作らないんだ？」
櫻井の顔が曇っていく…
「あ…いや…答えたくないならムリに言わなくて良いから！！」
しどろもどろになって言う俺に櫻井は笑ってくれた。
「イジメ…。仲良くなってもすぐにイジメられるから。」
笑いながら、とんでもなくダークな事を言う櫻井。
「何ですぐイジメられるんだ？」
「友達の好きな人が私に告白するとかよくあって…。それをキッカケにイジメにね…。」
マジ！？なんでそんな事で！？
女って、そんなくだらない事でイジメすんの！？
「そんなの友達じゃない！俺は何があっても櫻井と一緒にいるからな！櫻井が嫌だって言っても付き纏うから！安心しろ！！」
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