4.夏休み

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俺の言葉に櫻井は、一瞬キョトンとなって、いきなりお腹を抱えて笑い出した。 …俺、変な事言ったか? ん?………言ったかも…。 何が安心しろ!!なんだ? しかも……っ!?付き纏うって…!? 俺………ストーカーか!! 「御堂君、ありがとう。」 はっ!? ストーカーの俺に、櫻井は目に涙を溜めて言ってくれた! って言っても・・・笑いすぎで目に涙が溜まってるんだけど…。 「じゃぁ、友達の証としてまずは櫻井の事『愛流』って呼んで良い?俺の事は『流来』って呼んでよ!」 ストーカーもどきの俺は、嬉しくてついつい櫻井に名前呼び捨てを要求してしまった。 「良いよ!流来、これからもヨロシクね!」 笑顔で流来って呼んでくれたよ! しかも、これからもヨロシクって…。 ヤバイ!俺、かなり幸せなんだけど! 「愛流、こちらこそヨロシク!って…お願いがある。もう1回、流来って呼んで!」 って………俺は変態か!? 「…流来。」 顔を真っ赤に染めて愛流が俺を呼ぶ。 .
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