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…………っ!?
海の後ろに愛流が乗るなんて、考えただけで………。
ぜってぇー、ヤダ!?
俺…今そう言った?
マジ!?
今度は俺の顔が熱を帯び、自分で顔が赤くなるのがわかる。
「嬉しい。流来、ありがと。」
顔を赤く染めたまま言う愛流に、またもや俺の小さい理性が吹き飛びそうになる。
思わず真剣な眼差しで愛流を見ると、顔を真っ赤に染めたまま愛流は首を傾げた。
その顔が半端なく可愛くて俺の心臓はドキドキと高鳴り、抱きしめてキスをしたい衝動を堪えるのに必死だ。
「流来?どうしたの?」
そんな必死な俺を心配して愛流は首を傾げたまま、俺の顔をジッと見てくる。
益々、俺の心臓はドキドキと高鳴り頭の回転が鈍くなって言葉が出て来ない。
マジ重症かも…。
愛流の事を抱きしめてキスしたい。
理性との戦いに負けてしまいそうな自分を必死で抑え、愛流の顔を見る。
「流来?…大丈夫?」
本当に心配そうに俺の顔を見る愛流。
「だ、大丈夫!」
必死に答える俺に更なる追い討ちをかけるように、愛流は俺の顔に自分の顔を近づけてきた。
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