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ちょ…ムリ。
ヤバイって…!
俺の理性がもう限界!
「流来?顔赤いよ?風邪ひいた?」
そう言って更に愛流は顔を近づけてくる。
限界の俺は目を大きく見開き愛流を見る。
すると愛流のおでこが俺のおでこに引っ付いた!
少しでも動けば唇が触れそうな距離に俺は固まったまま動けなくなった。
そんな俺を他所に、愛流はそっとおでこを離す。
でも、俺と愛流の距離はほんの僅かで、すぐに抱きしめる事が出来るほど近い。
「熱は無いみたいだよ?」
もう、ムリー!
「愛流…ゴメン。」
そう言って、思わず愛流を抱きしめた。
俺の心臓は益々ドキドキし始め、今にも壊れそう。
「流来!?ちょ…えっ…」
戸惑ってはいるけど、愛流は抵抗することなく俺の腕の中にいる。
マジ嬉しい…。
って………愛流はビックリして動けないだけかも!?
少しだけ冷静になると自分のした事が恥ずかしくて、慌てて愛流から離れる。
「ご、ゴメン…。」
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