蓮―レン―

6/9
前へ
/380ページ
次へ
ゅ「でも、そのお陰で美味しい思いたくさんしたでしょ?」 蓮「まぁ、確かに…」 ゅ「ならいいじゃない?」 蓮「よくない!レイに気持ち悪いって言われたんだぞ!?」 ゅ「言ったというか、レイの心の声じゃなかったっけ?」 蓮「どっちでも一緒だ! だから、なんでわざわざそんな設定に!」 ゅ「そう書き上げてしまったモノは仕方ないでしょう?時すでに遅し。」 蓮「そんな適当な理由で…というか、理由もなく?」 ゅ「一応あるよ。 蓮sanが2人目の恋人に騙されてたのがどれだけショックだったかとか、順風満帆な人生から夜の世界を甘く見てた落とし穴とか…。 何よりも夜の世界の異常さとかを伝えたかった訳。」 蓮「全然納得できねーよ。だいたい今の時代にそんなの入れてる奴いんのかよ?」 ゅ「いますよ。意外に。友達からの経験談もたくさん聞いたことあるし…。」 蓮「あるし…?で?」 ゅ「だから、夜の世界がどれだけ変わっているのかを…。」 蓮「逃げたろ?自分はどう…」 ゅ「ストーップ!!それ以上言ったら、オトナストーリーの前に打ち切ります。」 蓮「ズルいね…『神様』って。」
/380ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13827人が本棚に入れています
本棚に追加