淡い恋色

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(こいつが真崎隆也!?)   私はもう3年なのに名前と顔が一致していない人がたくさんいた。   『隆也!お前はホントにバカかっ! ゴメンねぇー。あ、そーいえば同じクラスだよね? 俺、岡谷賢斗☆でこいつが真崎隆也。まぁ知ってるかな』   賢斗はしっかり者らしい。  (岡谷賢斗。この人はいい人っぽいケド。真崎隆也!)   真崎隆也の印象は最悪だった。         「あたし今日は部活なしだって♪空はあるのぉ?」   『私もないよっ☆ってコトで一緒に帰ろ♪?』   私は紫乃と一緒に帰った。   帰り道   「あたしさ、好きな人できたかも…///」   突然紫乃がいい始めた。   『えっ!誰なん!?教えてよっ』   だいたいいつものパターンだ。   「岡谷賢斗……一目惚れってやつですかな/// 2年も同じ学校にいたなんて思えないんだケドね///」   照れてる紫乃がどことなくかわいい女の子に見えた。   『そっかー私は応援するよ☆あの人はいい人っぽかったから♪』   「ぁりがと☆あたし頑張るね!!」   そんな恋の話で盛り上がりながら雨の中を歩いた。
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