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俺は木隠紅葉(きがくれくれは)男17歳
ごく普通の高校生だ
まぁある一つの事を除いては
まぁ自分の紹介はこれ位で…
「兄貴~さっさと降りてこ~い」
と階段したから声がする
それに紅葉は
「わぁった、すぐ行く」
と答える
下からの声は妹の楓(かえで)16歳だ
なんというかまぁかわいくない…
いや容姿はかわいいだろうが性格がな…
まぁ呼ばれたからには
すぐに行かないと
あとで何されるかわからない
前は飯抜きにされたからな…
「早く来ないと…」
そう言っている楓の言葉に割りいって
「今行くから」
と紅葉が制服に着替え慌てて階段を降りる
「うぁ!」
その悲鳴の主は紅葉だ…
なんと階段で何かにつまずきあと五段ほどの所で落ちたのだ…
「なにやってんの?」と笑いながら楓が来る
そのとき紅葉は階段を見て言う
「なんだこのロープは…」
そう、何かにつまずいたのは、ピンと張られたロープだった
「暇だったから…まさか引っ掛かるなんて…」
笑いながら楓が言う
「危ないだろ~」
少しムッとしながら紅葉は言うが
これはいつもの事だ
そう思いながら
食事にありつく
そのとき紅葉はふと思ったことをいった
「今何時だ?」
「8時30分だよね~」楓が言う
「完全に遅刻だな…」
少し落ち込みながら紅葉が言った
ついでに学校は9時に始まる
学校に9時につくための電車は8時20分発で8時50分に着く…そこから5分程歩くと学校だ
「ゆっくり食べてから行こうよ」
そう楓が言う
「お前はなんで先に行かなかったんだ」
紅葉がそう言った
「学校だるいし~」
おぃそこは兄をおいてでも行くべきだろう
そう紅葉は思ったが言うのをやめた…
「お前いいのか?いままで皆勤だろ?」
そう言い換え紅葉がいう
「ん~何回か授業遅れてるから皆勤じゃ無いし?」
少し笑いながら楓がいう
「まぁそろそろ行くか」
紅葉がいった
確かにもう8時40分だ
駅までは8分程かかる
次の電車が8時50分
もうでないと二時間目に間に合わない
「そうだね…」
そう楓が言った
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