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キーンコーンカーンコーン!!
ビクッ
いきなりのチャイムに私は驚いた
何…?このチャイムって…まさか…
『終了のチャイム…?』
そう言った私、柴崎愛はゆっくりと便器から立ち上がった
そして、窓をゆっくりとあけた
カラカラカラ…
そこに映る光景は…
たくさんのパトカー
赤い光を放ちながら、校門前であたふたとしているたくさんの警察官達だった
さらにたくさんの親達も見えた
そして…もう一つ大きな存在に気が付いた
空を見上げると、東の方角から見える、光を放つ大きな物…
太陽が見えた…
『外に…出ていいのかな…?』
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