プロローグ

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私たちは公園に入った。 付き合いたてほやほやなんだからそのくらいがういういしくていいんだよ、と友達が教えてくれたからだ。 木陰のベンチに並んで座り、太陽の下で遊び回る少年たちを見ては、 若いねー、 元気だねー、 と言って笑い合ったりする。 髪が黒いため私の頭は太陽の光でかなりの熱をおびていた。 髪を束ねて作っているお団子の部分なんて触れたもんじゃないけれど、彼はそれを楽しそうにふわふわと触ってくる。 髪の毛をいじられながらふと私の目に入ったのは、チューチューをくわえる小学生。 太陽の光を反射し輝いているチューチュー。
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