プロローグ

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私はベンチの背持たれに深くもたれかかって息をついてから一人呟く。 「子どもじゃないんだよ…。こだわりなんだよ……」 私はゆっくりまぶたを下ろした。 まぶたの裏側に、2年前のあの夏の記憶が映し出される。
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