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思いもよらない行動に俺はそのまま固まる。
しばらく頬を擦り寄せていた亀の字はホヤリと幸せそうに笑った。
「…か…っ!!!!」
(可愛い…!!
可愛いすぎやで亀の字っ!!)
思わず叫びそうになって慌てて口を塞ぐ。
(あかん…相手は今寝とるんや…
起こしたら絶対あかん!!)
そうやって必死に自分に言い聞かせんと、今すぐにでも襲ってしまいそうな俺が怖い…。
そないやから亀の字をこんな状態にしてしまうんやで俺。
そんな俺の思いを知ってか知らずか亀の字はスヤスヤ気持ち良さそうに眠っとる。
そんな顔も堪らん可愛いから額に軽くキスしてやった。
理性を保つのも大変やな…。
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