74人が本棚に入れています
本棚に追加
そうやって理性と葛藤すること数分。
「何や…眠くなってきたな…」
いつもなら今時分は昼寝しとる時間や。
でも食堂車に戻るには遠いし自分の部屋に戻るのも面倒臭い。
「まぁ…亀の字細いしな…」
言いながら亀の字が眠るベッドに上がって横になる。
…やっぱり二人寝るには狭い。
このままやったら亀の字蹴落としてしまうやろなぁ、と思うて俺の方へ抱き寄せた。
すっぽりと腕の中に収まる亀の字。
この抱き心地が何とも言えんくて更に眠気が襲ってくる。
うつらうつらする中で見た亀の字の可愛い寝顔を瞼に焼き付けて眠りに落ちる。
二人でエェ夢見ような…
END
最初のコメントを投稿しよう!