アカルイミライ

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          僕は何も言わないで銃口を亀ちゃんに向けた。   『りゅう…た…?』   亀ちゃんは信じられないような顔をして目を見開いて僕の名前を呼んでる。   『なに…する気…?嘘だよね…そんな…悪い冗談…』 青ざめて引きつった笑顔で「嘘」とか「冗談」なんて言いながら後退りしてる。 嘘も冗談も全部亀ちゃんお得意の言葉なのに、変なこと言うなって思いながら後退る亀ちゃんをゆっくりと追い詰めていく。   『やめなよ…っ冗談きついって!』   『冗談じゃないし嘘でもないよ。僕と亀ちゃんが幸せになれないなら、もう亀ちゃんなんていらないし…』   『…そんな…っ』   とうとう追い詰められちゃって逃げ場も無い。 それに僕から突き放されたから今にも泣きそうな顔してる…可愛い、けど許してあげない。   『亀ちゃんなんていらない…だから消えてよね?答えは聞いてない!!!』          
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