プロローグ

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高校時代すごく好きな人がいた。 5つ年上で社会人だった。車もあってお金もそれなりにあって、おまけにルックスも最高。 最初は見た目とその条件に惹かれた。 だけど付き合っていくうちに今まで付き合ってきた男達と比べものにならないくらい大人で、まだまだ幼かった私を受け入れてくれる包容力に私はどんどん惹かれていった。 周りの高校生を見ると見た目も中身も子どもっぽくて鼻で笑ってた。 高校に車で迎えに来てくれて、それを羨ましそうにみる友達…なんとも言えない優越感に私は浸っていた。
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