第一章

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~真~  それは突然のことだった……。俺が普通に学校から帰ってくると、いつもとは明らかに違う雰囲気の叔父と叔母が座っていた。 叔母「真、あんたに大事な話があるの」 真「ど、どうしたんだよ、神妙な顔しちゃってさ……気味わりぃ…」 叔父「まぁそう言わずに座りなさい」  叔父になだめられ、とりあえず話だけは聞いてやろうと思い、椅子に腰かけた。 真「で、そんなに大事な話なのか? その話ってのは」 叔母「まぁね。あんたの学校生活を左右するような話だから…」 真「学校生活を左右って…どうゆうことだ!」 叔母「今日、あんたの学校に書類を出してきたの」 真「…内容が凄い気になる…!」  学校に書類を出すこと自体はどうってことはない。問題は何の書類を出したかだ。
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