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真「じゃあ案内してもらおうかな…所で、君はどこのクラスだい?」
璃桜「私ですか? 私は5年A組です♪」
真「なんたる偶然! 俺の編入するクラスも5年A組だ!」
璃桜「ホントですか? わぁ…嬉しい…」
真「そんなに嬉しいか? あ、それから、俺に敬語使うことないよ?」
元々礼儀がいい子なのだろう。さっきから俺に敬語で話していた。そのことを指摘すると、彼女は若干赤くなりつつも、ニコッと笑う。
璃桜「わかった。じゃ、まずどこから案内してほしい?」
真「そうだな…璃桜ちゃんにおまかせするよ」
璃桜「う~ん…じゃあいつでも教室に行けるように教室の周りを少し案内するね♪」
真「おっ、頭いいね♪ じゃあそれでお願いしようかな!」
璃桜「はぁ~い! じゃあまずはこっち♪」
元気のいい璃桜ちゃんに付いていく。叔母さんにもらった地図を見る限り、ここの校舎は2つに分かれている。ひとつは今俺たちがいる高等部の校舎。そしてもうひとつは1,2,3年生の中等部の校舎。規模的には高等部の校舎の方が少しだけ大きい。
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