~流桃~

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しかしお婆さんは影から お爺さんが町へと降りていくのを見ていました 以前からお爺さんの不振な行動に気付いてはいましたが 厳しい中にも優しさや可愛さが垣間見える、オラニャン系なお爺さんに何も言えないお婆さん こうなってしまった背景には、ある理由がありました それは世界が核の炎に包まれ、街に悪党どもが溢れ返り、ムキムキの男達が北斗七星がどうとかロマンチックなことを言いつつ、結局いい女を抱きたいが為に死闘を繰り広げていた、20XX年のことでした…
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