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明華「……。もう最悪よ。猟滋ったら映画では寝ちゃうし、買い物してても飽きっぽいしさ。」
恵子『あはは♪そりゃあ相手は猟滋だしね。』
明華「でもね、不思議なの。」
恵子『何が?』
明華「………。嫌な気分は一切ないのよ。それに、そんな無頓着な猟滋にさ…。」
一方その頃、猟滋も潤悟と電話で話していた。
猟滋「うん、そう言う事。もう訳わかんねぇの。」
潤悟『………。相変わらず鈍感だなぁお前は。』
猟滋「はぁ?どういう事だ?」
潤悟『女子が男にそんな仕草を見せるって事は大体決まってるだろ。』
猟滋「女子って明華?」
潤悟『そうだよ!!ったく、明華だって女子だろ!?そんな事がわからないぐらい鈍感になったのかお前は!!』
猟滋「あぁ、そうか。幼なじみだとなかなかそう言う意識が薄れてたなぁ。」
潤悟『(不憫な明華…。)いいか。よく聞けよ猟滋。明華はお前を男として意識してるんだ!』
猟滋「それは…。どういう?」
潤悟『(あぁ…。そうだよな。コイツは頭が硬いプラス軽い天然だった。はぁ、めんどいがピンキリで説明しないとダメか…。)えっと、単刀直入に言うとだな、明華はお前が好きだって言う事だよ。』
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