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沙織「もう、しょうがないんだから。はい、今回だけだからね。」
猟滋「ありがとう!助かるわぁ!」
こうして、資金の手だてが出来た猟滋。
そして、デート当日。
明華は集合時間より20分も早く来ていた。
そして、時間ぴったりにやって来た猟滋。
猟滋「よう、明華おはよ。」
明華「遅ーい!!!!今何時だと思ってるのよ!!!!」
猟滋「はぁ!?ちょっと待て!集合時間は9時だろ?ちゃんと来たじゃないか?」
明華「(あっ…、し、しまった。自分が早く来ちゃったからって、つい…。)……。ふ、普通デートって言ったら、男が少し早めに来るのが相場でしょ!?」
猟滋「何だってぇ~?そんなむちゃくちゃな。」
明華「と、とにかく!気をつけなさい!ほら、行くわよ!」
猟滋「(何だよ、変なやつ。まぁ、いいか。)」
こうして、多少の不安も残る中、猟滋と明華のデートが始まった。
明華「それにしても猟滋。あんたいつも似たような服しか着てないけど、もっと他に服持ってないの?」
猟滋「えぇ?別に。俺、ほとんど外出ないし、そこまでこだわらないから。」
明華「(もうξ体全体がこんなに整ってるのにもったいないなぁ。こうなったら私が変えるしかないか。)」
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