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午前3時半過ぎに突然携帯電話が鳴った…
「すぐに来て下さい!」
転院した病院からだ。
驚きはしたが予想はついたというか聞くのも恐くて…しかしまさかと思った…
家からはこの時間だと5分とかからない。
すぐに向かったが死にめには間に合わなかった…
顔は穏やかで気持ち良く寝ている時の顔そのものだ…
でも 息はしてない…
まだ全て温かい死んでるのがウソのようだった…
なぜか涙はでない…
なぜだろう…
もしこの日が来たとしたら泣いて泣いて泣きまくると思ってたのに…
前日の夕方に会った時は苦しそうながら手を握ってくれた…
あれは父の最後の挨拶だったのだろうか?
父のフワフワの髪を撫で上げた時 うれしそうな顔に見えたのもやはり最後の挨拶だったのだろうか…
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