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「うるさーい!!」
閉めていたドアを勢いよく開けて
黄色に黒の斑模様をした頭の男に文句を言う
「近所迷惑だろ…」
自分までうるさいことに気付き
少し声を潜めてふたたび黄色に黒の斑模様をした頭の男に文句を言う
「デリバリーヘルス
六角形から来ましたあぁー!!!!」
なっ!!
うるさい!!
オレは黄色に黒のまだ……ああ!!めんどくさい!!
とにかくコイツの腕を引っ張り
慌て中に入れたあと周りを見渡しドアを閉めた
狭い玄関でコイツと向かいあわせで立っている…
顔近い…
「で?お前誰?」
なんとなく返事の予想はつくが
一応尋ねる
今のオレの顔は絶対苦虫潰したような顔してる(?)
「デリバリーへ……んん…」
また大声で言い始めたので素早くコイツの口をふさぐ
「こえ!もっと普通か
小さくしてくれ…頼むから!」
口を塞がれたままのコイツは
目尻をいっぱいに下げて笑い
コクコクと頷く
コイツ絶対わざとだ…
オレが手を離してやると今度は普通に喋り出す
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