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「結構風呂広いですね~」
振り向くと頭をガシガシと乱暴に
拭いている全裸のユウスケがいた
下は…
やっぱついてる…
顔が良くてもやっぱり男だ…
オレどうしたらいいんだ…
「あの…」
電話してたのバレたか?
「アンタのこと
なんて呼べばいいかな?」
拭き終わったバサバサの頭で聞いてくる
それ今の状況で重要か?
「何でもいいよ…」
ぶっきらぼうに答えたのに
ユウスケはニッと笑う
「じゃあ…つーのさんで!」
シャワーであったまったのか
頬が少し赤い
「なんか希望とかあります?」
女になってくれ!
とは言えないよなぁ
「いや…別に…」
「じゃあコレいらないですね」
ユウスケが持って来ていたらしい大きなバックを足でつつく
何が入ってるんだ?
聞きたいけど聞きたくない…
「じゃあ…ベッドこっち?」
近付いて手を繋いできたユウスケが笑顔でオレをひっぱる
オレと同じボディーシャンプーの
匂いがしたがもっと別のイイ匂い
が混じってオレの鼻をくすぐる
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