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私のお腹に全体重を掛ける夏緒くん。
とても良い笑顔。
…なんて、楽しそう。
山本先生は仰向けで両腕をバタバタし、苦しんでいる私を哀れそうに見つめます。
「イジメ撲滅キャンペーン発動!!
そんなわけで、地味に嫌がらせをするのは止めてあげなさい」
先生に促され夏緒くんは、やっと降りてくれました。
ひとまず、ほっとしました。
私は、立ち上がろうとしました。
「いっ!!」
私は悲鳴を小さくあげます。
痛いです!!
上手く立てません。
足首がズキズキします。
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