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クラスメート達は私を心配そうに見ているのと同時に、夏緒くんには冷たい視線を送られていました。
耐えれなかったのでしょう。
夏緒くんは、米俵を抱えるように私を軽々抱きあげました。
ビックリしましたけど、今は、そんなことより私を支えるスカートの上、…なんと言うか、お尻の上にある夏緒くんの手の方が気になります。
なんとかならないものかと、ウゴウゴしていたらバランスを崩しました。
またもやグラリと視界が大きく動きます。
そして、ピタリと止まります。
事件が起こりました。
かつて無い出来事に私は悲鳴をあげそうになるくらい驚きました。
夏緒くんは、落下しかけた私を助けてくれたのですが…
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