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店員に案内され部屋に辿り着いた頃には、合コンは始まっていた。
どうやら俺が最後に到着したようだ。
「カンパーイ!」
着いて間もなく自己紹介を始めた。いわゆるお決まりのパターン。
そんな中、俺の視線は一人の女性に止まった。
その女性は、特別綺麗という訳では無く、お洒落だという事も無い。
しかし、いつも笑顔を絶やさず楽しんでいる。
俺は最初こそあまり乗り気ではなかったが、この女性の話を食い入る様に聞き続けた。
彼女の名前は、一ノ瀬遥。仕事は介護の仕事をやっているらしい。
俺は結局、最後まで遥と話し続けた。
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