三つ葉のクローバー

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行くあてもなくとにかく猛ダッシュ。 私の笑顔は完璧だったはず… それなのに彼に見破られてしまった。 練習に練習を重ねた自信のあるマジックショー。 だが一瞬にして種を明かされてしまった。 ─何でわかったの? 彼の言い方から、彼は私を知っている。 ─何で知ってるの? 私は彼なんて知らない。 ─何で、何で? 私、ちゃんと笑えてないの?
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