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「うわ、、、」
掲示板を見に行こうと歩いとると 遠くに人だかりが出来とる。
あぁ あそこ掲示板がある場所やん…
めんどくさ、、、
掲示板に近付いておっきい溜め息をついた。
やっぱりな、、、
全然 見えへん…
さっきまで上がってたテンションは ジェットコースター並に急降下。
なんで、って?
俺 身長 高くないねん、、、
あっ 低くないで?
高くない方やねん!!
ぴょんぴょん跳ねて掲示板を見ようと頑張るけど全然 見えへん、、、
あー…もぉ後でええわ
諦めて近くにしゃがんでポケーっと人だかりを見る。
ドスッ
突然背中に鈍い音と鈍い痛みが走って 気付いたら 目の前に地面があった。
「いったぁぁ!!」
腰と肘を摩りながら ゆっくり起き上がって俺を蹴った奴を見る。
誰やねん、、、
・・・・・・・・。
わぁお、これは 関わったらアカン顔やー…
めっちゃヤクザ向きの顔や…
あっ でも綺麗な顔してはる、、、
少し赤みのかかった茶色の髪の毛、吸い込まれそうな黒色の瞳、そしてめっちゃ背が高い、、、
なんて考えとると これ以上寄らへんやろってぐらい眉間にシワを寄せた。
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