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うわぁ、、、なんかすごいカッコエエ。
てか 蹴られたとこ まだ痛い。
とっさに 大丈夫ですって言うてしもたけど 全然大丈夫ちゃうし…
腰を摩りながら掲示板を見ると まだ人だかりは無くなってなかった。
えぇ…
みんなどんだけ見んねん、、、はよどっか行けや…
はぁ と溜め息をつくと俺の頭にポンッと誰かが手をおいた。
「おはよ」
聞き覚えのある声に フッと顔をあげると ニカッと笑っとる幼なじみ。
「あぁ、秋<シュウ>。やっと来た、遅いねんー」
「ゴメン、寝坊」
そう言ってまた八重歯を見せてニカッと笑った。
俺の頭の上にのっとる加藤 秋也<カトウ シュウヤ>の手をのけた。
あぁ゙ せっかく セットした髪型が…
ペタンコになった 髪の毛を立たせとると 秋が口を開いた。
「お前、髪の毛 金髪で来たの!?入学式に金髪って…」
「ええの、てかこれやないと嫌や」
呆れ気味に言うてきた秋にやる気なく返事を返した。
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