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「あっ、そーいえば俺のクラスどこ?」
思い出したように俺を見下げながら聞いてきた秋を見て眉間にシワを寄せる。
「見えへんかった」
指を人だかりにさしながら言うと秋はケラケラと笑い始めた。
「笑うなや!!」
失礼な、、、
本間にコイツは…
「俺見て来てあげよっか?」
なんか めっちゃ上から目線やねんけどー
俺より背ぇ 高いから 調子のっとる…
たった25㌢しか違わへんのに、、、
「ええわ、後でみる…」
ムスッとしながら言うと またケラケラ笑い始めた。
「156㌢のゆーちゃんには見えないじゃん」
「・・・・・・・。」
馬鹿にしたように見てくる秋の背中を無言で叩いた。
「いってぇ!」
痛がっとる秋を見てニヤッと笑った。
「やっぱり見てきて…今こそウドの大木の出番や!」
ビシッと掲示板の方に指をさしながら言うと 秋は ゆーちゃんの馬鹿!! とか言うて パタパタと走って行った。
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