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忘れないでと君は言う。 どれほど時が過ぎようと。 どれほど季節が過ぎようと。 忘れないでと笑いながら君は泣いた。 忘れないよと、 けして君を忘れないよと、 そう言い切れるほど強くない僕は、 ただ、 君を抱き寄せることしか出来なかった。
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