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だが謎がある。
「どうしてあの龍は俺を殺さなかったんだろう…今でも覚えている、大きな赤茶色の顔、そして清んだ青い眼、思い出すだけで鳥肌が立つ」
このことはハンター達にも言っていない。あの龍は俺が絶対にもう一度会って狩ってやるんだから。
それと一つ俺に変化があった、元々俺の髪は黒色で眼は赤色だった。しかし、今は炎色の髪に右目は清んだ青色になっていた。
15歳になった俺はハンターとして街に出て経験を積み、今では少し名が知れるほどになっていた。
「紅の死神」それが俺の通り名だ。理由は俺とパーティーを組んだやつは必ずと言っていいほど死に近い体験をする、実際死んだ人も少なくない。
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