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二人は店を出て、帰還するために【魔術の巣窟】向かって歩く。
「結構うまかったな。あのパフェ。名前がアレだったけど」
「そうでしょう?僕の目に狂いはないのですよ!」
またしても胸を張って自信満々に言う。
ちなみにさっきから西宮が胸を張るたびに豊満な果実が強調されて、視線を釘付けにするのは内緒だ。
……言っとくが、俺は変態ではない。
それは先に言っておく。
またもや顔を赤くして西宮はこんなことを言ってきた。
「そんな、マジマジと僕を見ないでください。恥ずかしいですよ」
「あぁ悪い。ってか見てない! 見てない!」
危うく自分が視姦の容疑で豚小屋に直行するとこだった。
……自重しよう。
そう堅く決心をしているときだった。
『ヴォーン!! ガッシャーン!!』
鼓膜を破らんとする大きな爆発音が大地に響きわたった。
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