42人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく黙っていた万里様は急にフッと笑ったかと思うと真剣な顔で続きを喋り出した。
「顔は双子の私が言うのもアレだけど結構カッコイイ方だと思うし、性格だって悪くはないわ。バカだけど…。それに、千里に華はチョット勿体ないけど気が合うんじゃないかと思って。」
「プッ!!アハハッ!!何それ何の冗談?フフッ…」
私はお腹を抱えて笑った。
「ちょっと!…わっ笑わないでよ!!フフッ…人が折角真剣に言ってるのに!!プッ…」
万里様も私につられて笑い出した。
「アハハ!!…だって…フフッ千里君って万里に似すぎてて男の子に見えないんだもん!!」
それを聞いた瞬間万里様は、ブハッと吹き出して、
「だよね?」
と言い壊れた玩具のように大爆笑し始めた。
最初のコメントを投稿しよう!