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「ウソー!彼女趣味悪すぎー!」
「お前は~マジで~!!」
俺はガキを捕まえようとした。
「キャー、ごめん(笑)、ごめん(笑)、じゃスフレ食べてね」
と紙袋を渡されれた。
「おう、おばさんにありがとって言っておいて」
「分かったぁ」
部屋に入り、服を着替える。貰った紙袋を開けて、スフレを口に入れた。
結構美味い、もう一口食べようとスフレを見ると、変な模様がある。
あれ?模様じゃない、文字だ。
『カズ兄へ』とある。
アイツが作ったんだ・・・。
なんだか食べ終わるのが惜しくなってた。
エリが雑巾を置いて、モップに持ち代えた。
モップで畳をゴシゴシ擦りまくり、俺もモップで畳を擦る。
「ダメ~!畳の目に沿ってやらなきゃハゲちゃうよ。あとカズ君もっと腰入れて!」
「あのさ、こんなキレイに掃除しなくても俺住めるし」
「そんなだからゴミ屋敷になったんだよ、いつか病気になるんだから」
エリの一生懸命やってる姿が可愛い。
エリを初めて部屋に呼んだら、急に掃除・・・、メンドーだ。でもお陰で部屋の半分はホコリのムチャムチャが取れてキレイだ。
「モップがもう真っ黒!風呂場で洗うね」
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