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「ところがその永久機関が暴走を始めたのです。リンカーコアの回収効率をあげるために意志を持たせたのがいけなかったのかもしれません。自らを神鬼と名乗りリンカーコアを殺してまで奪うようになりました。それまでは普通に生活する分には支障がでない位しか奪わなかったのに……。そして止めようとした博士まで……。その後は、どこかに姿を眩ませていたのですが最近になって海鳴市にいると突き止めたのです。神鬼は、似たような事をする壊れた夜天の書を隠れ蓑にリンカーコアを回収しています。放置していたら取り返しのつかないことになってしまいます。お願いします！ぼくに力を貸して下さい！」
話を終え頭を下げたリィナはこちらの反応を待っているようだった。
「いいけど、どうすればいいだ？俺は魔法なんか使えないぜ？」
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