出会いと始まり

10/12
前へ
/309ページ
次へ
 俺が直ぐに返事を返したのが以外だったのかリィナはビックリしていた。俺としては手伝うと決めたからには最後まで付き合うつもりだったので当たり前の答えだったんだがな。  しばらくしてリィナは俺に何の飾り気もない半分紅で半分蒼の腕輪を渡し話し始めた。 「大丈夫です。コウカ様の魔法資質は有り得ないほど強力なのです。ぼくの声はこの世界で1番魔法資質が強い人に届くようにしていましたから。その腕輪は神威という博士が作り出したミッド式とベルカ式の両方を極限まで高レベルで使用出来るデバイスです。着けてみて下さい」  言われて右手に神威というデバイスを着けてみた。以外と軽く俺のサイズにピッタリだった。着けてる間リィナは何かをぶつぶつと呟いていた。
/309ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加