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「結界をはりました。これでこの部屋での魔力反応は外には漏れません。神威セットアップと言ってみて下さい。その時に自らの身を守る服を思い浮かべて下さい」
俺は腕を胸の所まで上げてから腕輪に左手を置いたポーズをとって神威、セットアップと言った。部屋に光がみちて服装が変わる。いきなり全裸になったと思ったら漆黒の騎士のような姿になっていた。なんかの映画でみた軽装の騎士をイメージしただけなのでちゃんと服装が変わっていたの事に少し安心した。
デバイスの方は長さが自分の身長程で幅が横幅程もある大剣だった。両手に持ち振ってみるとかなり軽く感じたので大丈夫そうだ。
「漆黒の騎士甲冑ですかお似合いですよ。今夜は神鬼の動きもなさそうですし、明日の夕方から魔法の練習をしていきましょう。ここから海鳴市までいくのは大変ですし」
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