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『だ……たす…て……さい』
ふと何かが聞こえた気がした。何故か気になったので集中するためベットの上に座り込み目を閉じた。
どうやら声らしきものは耳で聞こえるのではなく頭に直接響いているようだと気付き意識を謎の声に集中させた。
『…誰か助けて下さい』
「どうやって助けたらいいんだ」
いきなりはっきり聞こえるようになったので少し驚いたがどうやら助けて欲しいみたいなので無意識に口走ってしまった。
すると突然目の前の空間が光と共に歪み中から右が紅で左が蒼の六枚の翼のあるちっちゃい妖精が出て来た。
「やっと、ぼくの声が届いたのですね」
それだけを言った後すぐに意識を失ってしまった。
外傷がないか確認した後でタオルでベットを作り優しく寝かせた後に自分も寝ることにした。
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