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歩は美雪とは反対の女の子。
明るくて活発。
その反面、寂しがり屋でもあり怖がり。
歩は僕ら意外にも友達は多い。
でも、僕らと遊ぶときはこっちが優先だった。
「歩。今年の夏はどこ行く?」
「去年はどこ行ったけ?」
「えっと…どこだっけ?」
「キャンプに行ったよ?」
「そう!!さすが美雪だな。歩みとは違うな」
「あんただって覚えてなかったじゃない!!」
そういって僕を殴ってくる。
「いたっ!!痛いって」
そんな僕と歩のやり取りを美雪は笑いながら見てる。
美雪は学校にいるとき前よりは笑うようになってた。
でも、僕ら以外の人と話すのはまだ苦手らしい。
「じゃあ隆也にも聞いてみるか」
やっと叩くのをやめてくれた歩に聞いてみる。
「あいつに聞いても決まらないよ?」
「一応?」
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