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放課後、四人でいつものところに向かう。
今の時期は、ラベンダーの紫とひまわりの黄色がきれいに咲いていた。
そんな花に囲まれた道を四人で歩く。
「なんで俺だけ違うクラスなんだよ!!」
「しょうがないよ」
隆也はまだクラスのことを気にしていた。
「いまさら言ったって意味ないわよ」
「美雪~二人がすごい冷たいよ~」
「え?で、でも言ってることは合ってるよ?」
「美雪までそんなこと言うのか~!!」
「「うるさい!!」」
隆也を俺と歩で怒鳴る。
そうすると隆也は少し静かになる。
この流れは長年一緒にいるからこうすれば隆也が黙ると知っててやってること。
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