幼馴染

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僕と美雪はラベンダーが咲き乱れる道を進む。 「美雪大丈夫?」 「…うん…大丈夫」 「もう少しだから頑張ろ?」 「うん」 隆也と歩は掃除があるらしいから僕と美雪は約束してた場所に先に来ていた。 この場所は僕らの学校は丘の上にあるから登校するときはいつも上り。 そこから見える景色はラベンダーが大量に咲いてるのが見える最高の場所。 その少し先にある使われなくなった広場があった。 そこを僕らの秘密の遊び場所にしてる。 人が来ることはめったにない。 「やっと着いたね…」 「そうだね~。美雪疲れたろ?土管に座って二人のこと待とうか」 僕は美雪の手をとってゆっくり土管の上に座った。 「今日は涼しいね~」 「うん」 美雪はあんまり自分からは話さない。 二人でいると無言になることもあるけど、僕はなんかこの空気が好きだった。
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