乙女心暴走モード3

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俺はとりあえず鼻血を放置し、肘を入れた。痛みは半減され両腕が使用可能となってから鼻を抑える。 マジで洒落にならない。 こいつ……鬼だ。 「なんであの女の人の胸見てたん?」 「……やから、横を通り過ぎたから……」 「違うわ!胸でかいからや!!」 彼女は叫んで、俺のいれたての肘を蹴ってきた。 「あの人の胸がでかかったから目が引かれてんや!あの人が貧乳やったら見てなかったわ!」 「……本気で痛いから……肘はやめて……」 「胸でかいからや!!」 彼女はまた叫び、肘を蹴る。 「あの人の胸がでかいから肘外されることになんねん!!」 「まじで……痛い……鼻血も止まらんし……頭くらくらしてきてやばい……」 「胸でかいからや!!」 蹴る。 「あの人の胸がでかいから頭くらくらすんねん!!あの人の胸がちっさかったらそんなんならんわ!錯覚や!!」 フジモンのネタで俺を瀕死に持ち込むなよ。 薄れいく意識の中俺は精一杯そう突っ込んだ。
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