プロローグ

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朝目覚めれば 朝食がテーブルの上にあって 親父(オヤジ)はスーツを着て 椅子に腰掛け 新聞を読んでいる。 お袋はエプロン姿で 出来上がった トーストの皿を 持ってきながら 「おはよ」って言ってくる。 自分の椅子に座ると 親父が新聞から 顔をのぞかせ 「おはよ」って言ってくる。 温かくて いい匂いの 朝食を嗅ぎながら トーストをかじる。 そして なぜか俺は 少し緊張して 2階の階段から ダイニングに入ってくる ドアを穴があくほど見た。 そしてーーー… 実際に目が覚める。
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