プロローグ

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しかしある時、彼方より1人の若者が現れた。 その者は、強力な武器も持たず 強靭な肉体も持たず 強大な魔力も持っていなかった それでも彼は闇を打ち払い、世界に平和をもたらした 皆は彼を「勇者」と呼んだ 勇者は知っていた、自らがもたらした平和が、かりそめのもので在ることを 勇者は知っていた、遠い未来、世界は再び闇に包まれることを 勇者は血の印を子孫へと託した。 そして350年の時が流れた
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