憧れの美容師

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その日私は、 夜の仕事をする為に 渋谷の道玄坂を歩いていた。 身体を売ってお金を貰う。 でも本番はしない。 所謂、ヘルスと呼ばれる仕事だ。 キャバクラでも 働いた事はあるけれど、 いきなり夜の仕事を始めた私には 指名を取る方法が よく分からなかった。 だから私は 枕キャバ嬢になっていった。 指名はどんどん増え ナンバーにも入った。 でも 指名を増やすために 枕をする事に嫌気が差して、 私はキャバクラを辞めた。 どうせ身体を売るのなら、 本番無しのヘルスにしよう。 馬鹿丸出しの 単純な考えしか出来ない私は、 友達にヘルスを紹介して貰った。 .
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