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この駐屯地に装備されている戦車は74式戦車(ナナヨンしきせんしゃ) 1974年に正式採用になった戦車で少々旧式感はいなめないが、まだまだ現役の戦車である。
というか、後継の90式戦車(キュウマルしきせんしゃ)が重量が重すぎて、本州に掛かる橋や道路に適してないため、北海道にしか配備されない為、74式戦車で我慢してるのが実状ではあるが。
重量、38t
武装、105mm戦車砲
7.62mm車載機関銃
12.7mm重機関銃
最高速度、時速53Km
油気圧を利用したサスペンションにより上下、前後左右。さらには斜め前斜め後ろと様々な姿勢制御を可能にしている
この油圧サスペンション、確かに凄い代物であるが整備員泣かせなのだ。調整が難しいし、すぐ壊れるからである。そしてオイル漏れとなれば更に大変である。
雄一と岸本は気合いを入れて工場に入っていった。
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